東洋丸のアカムツ08.10.10
凪ぎの波崎沖を借り切り、旬のアカムツ釣りを堪能してきました。
この日の波崎沖はタハラッチたちの貸し切り状態。狙ったアカムツは朝からポツポツ食いが続き、結果的に4尾を仕留めることができました。
でも横取りするヤツがいたのです。ちょうど3尾目のアカムツを順調に巻き上げてきて、残り40mになったときのことです。とてつもない衝撃に見舞われました。何ものかに奪食われてしまったのです。メインのハリスは6号で下バリは10号。道糸は4号です。
強烈な衝撃は止まらず、必死になって止めようと試みたのですが、80m以上も引っ張り出されてしまいました。何が食ったのかわかりません。ようやく止まったので、慎重に締め上げますが、せっかく巻き込んでもまたまた引っ張り出されます。何度も何度もやったりとったりを繰り返し、とうとう仕掛けまで巻き上げることができました。
なんとその正体は巨大なサメ。海中にその姿を確認したその瞬間、またまた猛烈な勢いで走り出し、かなたの海面で大きくジャンプ。さらに数秒後、もう1回飛び跳ねました。
まるでマグロのようなスマートな巨体。それが宙を舞ったのですからじつに豪快でした。たぶんアオザメの仲間でしょうか。そんな光景を見せてくれたのがせめてもの慰めだったといえます。
でもまだハリはかかったまま。根掛かり外し用のリングに道糸を巻きつけてようやく切ることができましたが、10号のハリスは強いですね。魚体は1ヒロくらいはありましたので、50~60kgはあるでしょう。久しぶりに納得のいくやり取りを楽しめましたが、せっかく食わしたアカムツは残念なことをしました。
気を取り直してエサを刺し、すぐに海底付近を探るとすぐにアタリ。前回よりは止めの巻上げを試みて、40mラインを無事に通過。巻き上げ完了です。
急いで仕掛けを手繰り始めたところで強烈な衝撃。海面まで追いかけてきてまた奪食われてしまったのです。同じサメかどうかは判りませんが、その衝撃で今回はサルカンが吹っ飛び、指に当たって血豆ができてしまいました。魚を奪われた上に怪我までさせられて散々です。
タハラッチは最近、ほとんどの釣りでクッションを使っていませんが、今回もし、クッションを使っていたらもっとひどい被害を受けたかもしれません。それにしても身体にハリを刺さないでよかった。アカムツが小物だからといって、こんな事態に遭遇することもあるのですから、釣りの危険はどこに潜んでいるか判りません。基本的な安全対策は怠りないようにしようと、あらためて認識したしだいです。
ということで2尾を失ってしまいました。サメも旨い魚を知っているのですね。脂の乗ったマサバ、旨そうな沖メバルもたくさん食いましたが、こちらには目もくれません。ガンガン伝わる衝撃で間違いなくアカムツだと思ったこの2回だけ襲われたのですから・・・。サメはしたたかですね。
でもその後、1kg超の良型を2尾追釣。合計4尾のアカムツと、シメサバ用にマサバを2尾、沖メバル3尾とアジ1尾、ドンコ2尾を土産にして凪ぎの海を後にしました。
船頭はいいし、いい釣りが楽しめました。







